油脂は体に必要な栄養素。若々しく健康的な生活を送るためには欠かせません。いい油の種類や摂取の仕方をまとめました。
油というと肥満や不健康なイメージがありますが、体の健康にはある程度の油を摂取することが必要です。
油が不足しすぎると抵抗力の低下やホルモンバランスが崩れ病気になりやすい、血管や肌などの老化が促進されるなど体にとって悪い影響が起こります。
肌にハリがなくなったり、生理が遅れているなと感じたときには油不足が原因かもしれません。体が疲れているなと思ったときにも油を摂取するといいですよ。
もちろんいい油を摂取しないと逆効果になってしまいます。心筋梗塞や動脈硬化、認知症の促進などに影響があると言われています。
悪い油は胸焼けや吐き気の原因にもなりますのでいい油の摂取をおすすめします。
健康にいい油の種類
オリーブオイル
美肌や便秘解消にいいと言われているオリーブオイル。オレイン酸が比較的多く含まれています。
オレイン酸は悪玉コレストロールだけを減らし、酸化されいく効果もあります。生活習慣の予防にもおすすめです。
アヒージョや野菜のオリーブオイル漬け、トーストに塩と一緒に楽しむなど料理の幅はたくさんあります。
ライスオイル(米油)
ライスオイルとは米ぬかから作られた油です。米ぬかと聞くと体にいい気がしませんか?
最近は体にいいことで知られて一般のスーパーでも取り扱われていることが多いです。
抗酸化作用が優れているトコトリエノールが含まれていますので、肌の酸化を抑えてくれて肌のシミやシワ、くすみなどにも効果があるとされています。
ご飯料理に相性がいいです。丼ものやお粥にひとかけしたり、炊き込みご飯の隠し味に使えますよ。お菓子作りにも最適です。
亜麻仁油(アマニ油)
α-リノレンが豊富に含まれており、体内でDHAやEPAに変換されてアレルギー予防する効果があります。
血液をサラサラにするので脳梗塞や高血圧などの予防に効果があります。
亜麻仁油は熱に弱く参加しやすいので、ドレッシングやソースにして野菜やパンと一緒に摂取するといいでしょう。
スムージーに混ぜると健康の効果が促進されますよ。