「たくさん本を読んでいるけど成長できない……」と思っていませんか?
まだまだ暑さが残っていますが、今日から9月がスタート! “読書の秋”ということで、自分のモノにする本の読み方をご紹介します!
1.目的を明確にして、その本を読もう!
「1年間に○冊の本を読もう」
「好きな〇〇さんが書いた本をたくさん読みたい」
このような目的を持って本を読む人もいるでしょう。
もちろん、このような目的で本を読むのもいいのですが、より具体的な目的を明確にしてから本を読むと、より本の内容を吸収することができます。
ただ読み進めるだけではなく、読む前にその本から“何を得たいのか”を明確にすると、脳が自然と意識するので自分にとって必要な情報を逃さずに読むことができます。
スキルの向上や将来の人生設計、人間関係の悩みなどいろいろあると思いますが、あなたが必要だと考えているポイントをおさえて読み進めるとよいですよ。
2.要約しながら読もう!
本を読みながら、この文章は何を伝えたいのかを理解するのはなかなかむずかしいですよね。とくに、本を読み慣れていない人だと、読み終えたあとに「何が書いたあったのかわからない……」となってしまうこともよくあります。
では、そうならないためにはどうすればよいのでしょうか?
たとえば、文章やテーマなど節目ごとに要約を作るといいでしょう。作品によっては節目ごとに要約をまとめてくれているものもありますが、そのまとめを読むだけではなく、自分なりにまとめたほうが本の内容を理解することできます。
また、読んだ感想をノートなどに書き留めてもよいですし、メモアプリなどで気軽にまとめておくのもよいですね。自分が大切にしたい言葉や、お気に入りの言葉が少しずつ増えていくのは楽しいものです♪
「ちょっとまとめるのは面倒だな……」と思う人は、ぜひ好きな言葉や心が惹かれたところに、線を引いたり付箋を貼るだけでもやってみましょう。
3.自分の行動に落とし込んでみる
本に書いてあることの多くは、筆者の経験や考えに基づいているものなので、いまいちピンとこない表現があるかもしれません。そんなときは、自分の周りの環境や普段の行動に置き換えて読むと理解しやすいですよ。
自己啓発本は、筆者が行動して結果を出した方法を書いていることが多いので「〇〇さん(筆者)だからできるんじゃない?」と思うこともあります。しかし、自分のことに例えることで、「自分でもできるかも」「やってみよう!」という気持ちになれるかもしれませんね。
大きな成功を成し遂げようとは思わず、自分のペースで本の内容を取り込み、自分の周りの環境や生活にスケールダウンさせて考えながら自己啓発本を読んでみましょう。意識して読み進めると、思っていたよりも本の内容を理解・吸収でき、活かすことができるでしょう。