Part1では年下上司、年上部下問題が発生するケースをご紹介しました。
今回は問題を回避するための具体的な心がけをアドバイスします!
大切なのは尊重し合うことと謙虚な姿勢
年下上司、年上部下にはお互いにそれぞれプライドがあります。
お互いのプライドを傷つけずに尊重し合うことで衝突は避けられます。また、決して自分の立場を誇示せずに謙虚な姿勢も忘れないようにしたいですね。
会社では役職を持った上司が上!
様々な意見がありますが、特殊な企業でない場合は社内での序列は役職で決まるという認識で良いでしょう。
しかし、立場を振りかざすのはNG!これは年齢に関係なく、部下に役職という立場を振りかざす上司は信頼を失ってしまいますよね。
年下上司は年上部下に敬語を!
確かに社内での立場はあなたより下でも、年上部下は目上の人。
年下部下にフランクに話しかけるのであれば何も問題はありませんが、年上部下には敬意を持って敬語で話しましょう。
他の部下と対応に差を付けるのは…と思う人もいるかもしれませんが、年上の人だからという理由で周囲は納得します。
むしろ、部下でも年上の人にはきちんと敬語を使う人だと周囲が認識すれば、当事者である年上部下はもちろん、周囲からの好感度もアップです!
年上部下は業務中でもそれ以外でも年下上司に敬語を!
年上部下も内心不服と思っていても、年下上司に業務中もそれ以外でも敬語を使って対応するべきです。
日本社会は長幼の序という考えで社会を構成していますが、会社では年下上司の方が立場は上です。目上の人にとる対応と同じように、敬語を使い丁寧な対応を心掛けましょう。
「実るほど頭が下がる稲穂かな」ということわざがありますが、年下の人にも頭を下げて敬意を示すということは、まさに立派な人間であるということの証明です。初めは慣れなくても、次第に本当に年下上司を尊敬する念が湧いてくるはずです。
仲を深めるには魔法の言葉…♪
「○○さんのおかげで助かりました!」は魔法の言葉です♪
相手のプライドを尊重し、自尊心を高めてあげることができます。
年下上司と年上部下の間で起こる衝突は、ほとんどが相手のプライドや自尊心を傷つけてしまったり、傷つけられたと感じることから起こるものがほとんどです。
どちらが上かということよりも、お互いを尊重し合うことが大切ですね。