「婚約破棄って言葉、耳にはするけど、まさか自分が婚約破棄しちゃうなんて……」
そんな、アラサー女子の婚約破棄エピソード聞いちゃいました!
【1】入籍も間近に迫ったある日、彼の母親から呼び出され…
お互いの両親の顔合わせも無事に終わり、入籍日も決まり、結婚指輪を買いにいく約束をしていた矢先、彼の母親から大事な話があるからと自宅に呼び出されました。そこで聞かされたのが、彼の借金問題。淡々と話す母親の横で、彼は黙ってうつむいていました。私と知り合う前の半年間、無職の時期があったらしく数年前に購入した一戸建ての住宅ローンが払えず金融機関でお金を借りてしまったとのこと。
突然の話で事態が全く飲み込めず、その日は考える時間をくださいとだけ伝え帰宅しました。その日も、その後も彼からは何の言い訳も謝罪もなく、結局、婚約を解消しました。
結婚を決める前に、隠し事はないのか、借金はないのか散々尋ねたときには何も言わなかった彼。見兼ねた母親からこんな大事な話を聞くことになるなんて、借金どうこうより彼を信じられなくなり婚約破棄しました。(福祉関係 32歳)
最初は親と別居のはずだったにも関わらず、母親から「同居した方が協力して借金を返せるから」と同居の提案を受けたことも、「約束が違う!」と憤りを隠せない様子。借金も親と同居も結婚生活ではすごく重要な問題ですから、彼女の決断もやむを得なかったのでしょう。
【2】プロポーズ後に彼が激変!
知人の紹介で知り合った彼とはトントン拍子で話が進み、お付き合いして3ヶ月後にはプロポーズされました。彼とはまだ手すら繋いだことがない関係でしたが、デートはいつも楽しく、「頼りがいのある彼と私も結婚したい!」と思いプロポーズを快諾しました。
しかし、プロポーズ後に彼の態度が激変……!今までは私の趣味を尊重してくれ、「お互いの趣味は大事にしよう」と言ってくれていたのに、「僕は休みの日の予定は全て君のために当てているのに君はそうじゃない」と、付き合う以前から決まっていた予定にまで口を出すにようになりました。
仕事の悩みを相談したときも「僕は人に悩みごとを相談されるのが一番苦手。だから相談はしないでくれ。」と言われ、「これから人生を共にするのにこの人でいいのだろうか」と考えるようになりました。
決定打となったのは、京都に遊びに行った時「今夜は一泊しよう」という誘いを断った時の一言でした。「手も繋いでいないのに急にお泊り!?」と思った私は、心の準備もできておらず断ったのですが「結婚なんてどうでもいい!僕は40歳までにどうしても子供が欲しいんだ!」と激高されました。
私の気持ちを考えてくれることもなく、自分本位の考え方に愛想がつきました。私と結婚したいのではなく、「今すぐ子供を産んでくれる人なら誰でもいいのでは?」と思いました。(保育士 34歳)
「相手をよく知る」って結構大事かも…
これから支え合って生活していく夫婦なら、「お互いの悩みごとを相談しあえる関係でいたい」と思うのが普通ですよね。結婚後に変わったという話はよく聞きますが、プロポーズ後に態度が急変というのも早く分かってよかったのではないでしょうか。
今回お話を聞いたお二人とも、付き合って半年以内に結婚が決まっていた方でした。“結婚は勢い“ともいいますが、相手の事をよく知る時間もある程度は必要かもしれませんね。