10月27日、総務省より携帯電話料金値下げへ向けた「アクション・プラン」が公表されました。数年前から格安スマホが台頭し、携帯電話料金の値下げによる負担減を実感している方も多いのではないでしょうか。
そして、菅政権発足当初からいわれてきたこの携帯電話料金の値下げですが、徐々に多くのキャリアで料金体系の見直しの動きが見られるようになりました。今回は、このアクション・プランの内容をはじめ、携帯電話料金の値下げについてご紹介します♪
アクション・プランの概要
今回公表されたアクション・プランは、モバイル市場における公正な競争環境を整備するために考えられた計画です。
アクション・プランの【3つの柱】
1:わかりやすい料金体系・サービスを提供する
2:事業者が公正な競争環境で多様なサービスを生みだす
3:事業者間の乗り換えを円滑・簡素化する
つまり、今ではだれもが1台は持っている携帯電話を「だれもが安心して利用できるようにしよう」という目的で考えられました。また、通信業界各社が「公正な環境で事業をおこなえるよう整備をする」ということも大きな目的です。
携帯電話の契約はなんとなく苦手意識のある方も多く、実際に契約内容も煩雑でわかりにくいと感じることがありますよね。今では、子どもやご高齢の方も利用するものですので、誰にとってもわかりやすいサービスで、利用しやすい料金に見直していく方針が掲げられています。
総務省:https://www.soumu.go.jp/main_content/000713670.pdf
携帯電話料金値下げは実現する?
では、このアクション・プランをに基づき、実際に携帯電話料金の値下げは実現するのでしょうか。
いつから値下げされるの?
「実際、いつから安くなるの?」と気になっている方も多いですよね!値下げのスケジュールに関する詳細は、各社ともに決まっていませんが【早ければ2020年末】を目処に導入を検討しているところもあります。
どのくらい値下げされるの?
各社それぞれ値下げプランを検討しており【税込み5,000円】を下回る内容でサービスの提供を検討しています。これから徐々に各社が詳しい料金体系を提示していくかと思いますが、競争が激しくなることも予想されます。金額だけでなくサービス内容や利用者のライフスタイルに適応しているかどうかも、選ばれるための材料となるでしょう。
「これって値下げなの?」という厳しい声も
じつは、現時点で値下げが発表されているのは主要なキャリアではなく、サブブランドなのです。もともと料金設定が安いため、「大手キャリアの携帯料金が安くなるわけではないのでは?」と疑問視している方もいるようです。いずれにしても、どのくらいの料金になるのか、サービスに違いがでてくるのか、今後のニュースを要チェックですね!
携帯電話料金値下げで家計負担が減少♪
現時点では、スケジュールや値下げ額も目安にとどまっていますが、もし実現すれば家計には朗報ですね♪「携帯料金が高くて困る」「少しでも安くしたい」とお考えの方は、今後の情報も随時チェックしておきましょう!