暑い夏はシャワーでサッと済ませがち。実は、湯船にしっかり浸かって体を温めることが、肌にうるおいを与え、年中無休の美肌につながるのです。
☆美人は入浴で磨かれる!
暑い日が続くと、ゆっくり湯銭につからず、ついついシャワーで済ませてしまいがちですよね。時間がないときは浴槽に湯をためず、シャワーで済ませてもかまいませんが、シャワーだけでは体が温まらず皮脂腺や汗腺が十分に機能しません。浴槽で体を温めると、皮脂腺と常在菌が再生されやすく、うるおいのある肌になります。
肌のためには睡眠も大切ですが、帰宅時間が遅くなったときは、睡眠より入浴を優先させてください。
☆入浴は体調管理にもつながる!
入浴には疲労回復やリラックス効果があります。もちろん、冷房や冷たいものの食べ過ぎによる冷えも、入浴により改善することができます。
冷えのいちばんの原因は、血行の悪さによるものです。湯船につかってしっかり温まると、血管の内側に一酸化窒素が発生し、血管そのものが薄くなります。その結果、血液の通り道が広くなり、流れが改善する…というわけです。体を冷やさないよう、服装に注意するとともに、入浴で体を温める習慣をつけましょう。
☆メントール入りの入浴剤でさっぱりと!
それでも夏に入浴するのが苦手…という方には、メントール入りの入浴剤がオススメです。入浴後もさっぱりする上、冷涼感も感じられるので、質のいい眠りにつながります。安眠は美容にも効果をもたらすので、暑い夏こそトライしてみてください!
☆毎日の洗髪も忘れずに!
毎日の忙しさを理由に、洗髪せずに寝てしまうことはないでしょうか? 一日の終わりには、髪にたくさんの一次刺激性物質(※)がついています。まずは洗面台でメイクを落としてから入浴し、髪をていねいに洗ってください。
※接触性皮膚炎を引き起こす原因になるもの。石油由来の成分や化学物質、天然成分であっても山芋やウルシなど肌がかぶれる物質を指します。