コロナ禍において、仕事、家庭、人間関係……さまざまなことで悩んでいたりストレスを感じていたりする人も多いのではないでしょうか。なかなか以前のような生活を送ることがむずかしくなっていますが、ストレスをうまく解消してリフレッシュしたり穏やかな時間を送ったりすることは体にも心にも大切なことです。今回は、少しでも休める時間をつくる方法として「マインドフルネス」についてご紹介します。
マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、頭の中をクリアにしてすっきりさせることで集中力を高める状態やその状態のために実践する方法やプロセスのことをいいます。よく「瞑想」という言葉に変換され、ビジネスシーンでは研修やセミナーなどでも活用されているものです。
人は生きているなかでさまざまな考えごとをしていますが、あまりに情報が多すぎたり考えごとが多すぎたりすることによって、気づかないうちにストレスを感じてしまっているのです。その状態から抜け出しリラックスさせることで集中力を研ぎ澄まし、「その瞬間」に高い力を発揮することができるのです。
マインドフルネスによって得られる効果
マインドフルネスの実戦によって、たとえば、以下のような効果があります。
●精神の安定
●集中力の向上
●生産性の向上
●自己認識能力の向上
マインドフルネスによって「その瞬間」「今」に集中することができるので、余計な情報によって気持ちが振り回されてしまうことがなくなります。実際にいくつかの大学の調査によって、マインドフルネスを実践する前後で集中力や生産性が向上したことも確認されています。情報過多の時代でさまざまなものを知らずに取り入れてしまうような状態ですが、マインドフルネスによって心と頭と体を休ませることができます。
マインドフルネスの方法
マインドフルネスの方法にはいくつかありますが、もっともよく取り入れられているのが「呼吸法による瞑想」です。
1.背筋を伸ばして姿勢を正す
2.体の力を抜いてリラックスさせる
3.ゆっくり呼吸をする
言葉にするととても単純なのですが、呼吸そのものに意識を向けて集中してみましょう。目を開けたままでもよいですが、目をつむっておこなうとより集中できます。実践中はできるだけ考えごとをしないよう「呼吸に集中する」ことが大切ですが、もし余計なことが頭に浮かんだときは「集中できない……」などと思いすぎないようにするのがポイント。もう一度落ち着いて呼吸に集中するようにするだけでOKです。
まずは1日5分程度の短い時間でよいので、無理をしない程度に継続しておこなってみましょう。
自己判断は禁物
現在すでに不安障害や精神障害などを抱えている方は、自己判断でおこなわないようにしてくださいね。必ず主治医や専門家の方に相談するようにしましょう。
簡単な方法ですが、たった数分でも毎日続けることは大変です。忙しい毎日ですが、無理をしない程度に自分と向き合う時間を確保しリラックスしてみてはいかがでしょうか。
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