雨の日の洗濯物は乾きづらく、なんだか臭う…そんな部屋干しもちょっとのコツでスッキリ解決しましょう。
◎部屋干しはなぜ臭うのか?
雨の日や、仕事で日中に干せないなど部屋干しする機会は多いと思いますが、気になるのが臭いです。その原因から考えていきましょう。
・洗濯槽の汚れ
まず考えられるのが洗濯槽の汚れです。目に見えないので普段気になりませんが、裏側はカビや細菌がたくさんついています。最近では洗濯槽クリーナーが売られているのでそれを使うか、洗濯の時に重曹を一緒に入れるだけでもきれいにすることができます。
・洗濯物の放置
洗い終わった洗濯物を、しばらく放置していたりしませんか。放置されているうちに、洗濯物は細菌をどんどん増やしてあの雑巾のようなにおいを発し始めます。とにかくすぐ干すことがポイントです。
◎洗い方にコツがある
・酸素系漂白剤
漂白剤というと汚れを真っ白にするイメージですが酸素系の漂白剤は臭いにも効きます。より臭いを取りたい場合は、40℃ほどのお湯に酸素系漂白剤を入れて30分ほど漬け置きしてから普通に洗濯すると、驚くほど臭いが取れます。
・柔軟剤
最近は、抗菌効果や殺菌効果の高い柔軟剤がたくさん販売されています。生乾き臭は雑菌から生まれるので、菌を抑える効果があるものを選ぶとよいでしょう。また部屋干ししたときに、部屋までいい香りがするという効果もあります。
◎干し方のコツ
・隙間を開けて干す
とにかく早く乾かすことが大事なので、ぎゅうぎゅうにハンガーをかけてしまってはなかなか乾きません。できれば、一度にたくさんの洗濯をしない方がよいですが、そうもいかない場合は風通しを意識しましょう。
・室内用洗濯物干しを使う
室内干しにカーテンレールを使うというのをよく聞きますが、これはよくありません。カーテンについている汚れが服についたり、カーテンが濡れてしまいそこから臭いが発生したりします。室内用洗濯物干しは折りたためるものが多く、場所を取らないのでおススメです。
・乾燥機を使う
洗濯機に乾燥機能がついているものがあればそれを使うという手もあります。洗濯が終わった後30分ほど乾燥機にかけてから干すと、早く乾きます。また乾燥機がない場合、扇風機の風を洗濯物に向かって当てるだけでも乾燥時間が大分変わります。
せっかくがんばって洗濯しても嫌な部屋干し臭がすると、がっかりした気持ちになってしまいますよね。少しのコツであの嫌な臭いとおさらばできるので、ぜひ実践してみてください!