帽子に日傘、日焼け止め…。しっかり紫外線対策をしている人はたくさんいますが、肌を意識した対策だけでは!? 実は目の対策も大切なんです!
☆外でもなかでもダメージを受けやすいのが“目”。
夏本番のこれから。外では強い日差しにさらされ、中ではエアコンによる冷えや乾燥。女性にとっては“地獄のように過酷な季節”といっても過言ではありません。これまでの紫外線対策というと、美肌のための日焼け予防が一般的でしたが、近年は目も肌と同じように守ることが大切だといわれています。
その理由は、紫外線は目にも悪影響を与えるから。角膜、いわゆる黒目の部分は、外からの刺激や病原体の侵入を防ぎながら角膜内の水分を適量に保つ大切な器官です。目がヒリヒリして痛い、乾いてバサバサするなどのトラブルは、この角膜がダメージを受けているからなのです。ほかにも、光に敏感になる。ぼやけて見える。目が充血するなどさまざまな不調が現れます。ひどくなってしまうと目の病気の一因になることも…。
☆目の紫外線対策に有効な方法って?
目の紫外線対策には、サングラスや帽子、日傘などが一般的です。しかし、日差しが強いと昼間はアスファルトなどの照り返しがあり、目に紫外線が入りやすくなります。たとえサングラスをしていてもすき間から入り込む可能性があるので、フレームが大きくしっかり目がカバーできるもので、色の濃すぎないものを選びましょう。色が濃いと瞳孔が開き、逆に紫外線を取り込みすぎてしまうので要注意です!
紫外線による角膜ダメージをきちんとケアするなら、角膜修復・保護機能に特化した有効成分を配合した目薬で対策しましょう。また、目にいい食べ物を積極的に食べることも大切です。ブロッコリーやほうれん草に含まれる栄養素「ルテイン」は、強い抗酸化作用で水晶体や網膜の酸化を抑え、目の健康を助けるといわれています。紫外線の怖さは、長い年月をかけて蓄積されていくことです。日々のケアをしっかりして、楽しい夏を過ごしてくださいね!