皆さんにとってジャンクフードはどのような存在ですか?筆者にとってはたまに頂くご褒美のようなものなのですが、人によっては同じようにご褒美やおやつだったり、もしかしたら主食という人もいるかもしれません。
無性に食べたくなりますよね・・・
多くの人にとって、ハンバーガーやフライドポテトといったジャンクフードはその名前に反してご褒美のような側面が強いでしょう。しかし、時々無性に食べたくなるからと言って、食べ過ぎは身体に悪いということも多くの人が認識していることと思います。無性に食べすぎてしまう悪魔のような食欲・・・何とか抑えたいですよね。
ジャンクフードを無性に食べたくなる理由があった!?
実は、ただジャンクフードを無性に食べたくなるには理由があるそうなんです!ただ好物だから食べたくなるというのも理由の一つでしょうが、実は、身体が栄養を欲しているサインなんです。例えば、フライドポテトが無性に食べたくなったのなら、それは身体がフライドポテト自体を欲しているのではなく、フライドポテトに含まれている成分を欲しているというわけです。とは言え、フライドポテトを食べ過ぎてしまうのは絶対にNG!欲望に呑まれて食べすぎにはくれぐれも注意したいですね。
食べたいもので分かる!?あなたにはこんな栄養が足りていないかも・・・
それでは、無性に食べたくなるものと無意識に欲している栄養の関係について具体的にご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね♪
しょっぱいものが欲しい時はミネラルが足りていない!
フライドポテトを先程例に挙げたので、まずはしょっぱいものからご紹介します!しょっぱいものが欲しい時は、体が塩分を求めているというサインです。これは分かりやすいですね!スポーツの後や気温が高い時に汗をかいてしまったら、ミネラルが失われてしまい、しょっぱいものを摂りたくなるはずです。もし、フライドポテトやスナック菓子など、しょっぱいものを無性に食べたくなったらミネラル不足のサインだと考えてください。ミネラルが不足してしまうと脂肪の代謝が鈍り、太りやすくなってしまいますし、食欲減退、倦怠感などを引き起こします。
チョコレートを食べたくなる時はマグネシウムが足りていない!
チョコレートが無性に食べたくなった時は、無意識に身体がマグネシウムを欲していると言われています。私たちが知らない間に私たちの脳はチョコレートには豊富にマグネシウムが含まれていることを記憶しているようです。
炭水化物が欲しい時は、たんぱく質が不足している!
無性にご飯ものや粉ものなど、炭水化物が食べたくなっている時は血糖値が不安定な状態です。
体内で糖質が不足していると、糖質の代わりにたんぱく質の成分であるアミノ酸からブドウ糖を生成するため、糖質と共にタンパク質まで不足してしまいます。さらに炭水化物が不足した状態が続くと、今度は肝臓がたんぱく質を使いブドウ糖を作り出そうとするので、貴重なたんぱく質を使わせまいと炭水化物を欲するようになります。炭水化物は必須栄養素でもありますが、摂りすぎはダイエットの敵!肉や魚からたんぱく質を摂取しましょう。
脂っこいものが欲しい時はカリウム不足!
高カロリーの脂っこいジャンクフードを食べたいと感じている時は、カリウム不足を疑いましょう。カリウムが不足すると便秘など、排泄機能が鈍ってしまいます。この状態になってしまうと身体は水分をため込むと同時に脂質を求めます。脂っこいものは塩分も高めで、過剰摂取は身体のむくみにも繋がり、それを解消するために体内の塩分を排出しようと多くのカリウムが必要になるので、まさに負のスパイラルとなってしまいます・・・
酸っぱいものが欲しい時は、ゆっくり休んで!
有名な話ですが、酸っぱいものが無性に食べたくなったのであれば、それは身体が疲れている証拠です。梅干しやレモンに含まれるクエン酸には疲労回復の効果があるので、よく運動部のマネージャーがレモンのはちみつ漬けを差し入れしますよね!しかし、酸っぱいものは胃への負担が大きいので注意が必要です。
普段の食事を見直そう!
いかがでしたか?無性に湧く食欲は、日ごろの食生活を見直すことで克服できそうですね!食事に散財して不健康になっては目も当てられませんから、心当たりがある方は食生活を見直しましょう。