3月、新型コロナウイルスの感染防止のため史上初の春の選抜高校野球大会が中止となりました。
このことから事態の深刻さが伺えますね・・・。
様々なイベントが延期・中止となる中、今年最大の一大イベント『2020年東京オリンピック』についても開催が危うくなってきました。
東京オリンピックはどうなる?
春のセンバツが中止になるほどなら、夏に控えている東京オリンピックはどうなるのかと不安な方も多いのではないでしょうか?
東京オリンピックに関しては日々新たな情報が入ってきています。
日本政府は予定通り開催する見通し
世界中で蔓延している新型コロナウイルスですが、日本政府は予定通り東京オリンピックを開催する予定だと、
安倍総理は3月14日の記者会見で発表しました。
https://www.sanspo.com/geino/news/20200315/pol20031505020002-n1.html
安倍首相会見、五輪予定通り「感染拡大乗り越え開催したい」 (1/2ページ) – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)
また、この日行われた記者会見では、情勢から非常事態宣言が出されると予想したメディアもありましたが、政府の見解では、
現状非常事態宣言をする状況ではないという判断をしました。
アメリカは非常事態宣言を発令
アメリカのドナルド・トランプ首相は3月13日、現在のアメリカ国内の新型コロナウイルスの感染規模を見て、
非常事態宣言を発令しました。
https://www.tv-tokyo.co.jp/news/txn/2020/03/14/010096.html
新型コロナでアメリカ非常事態宣言|テレ東NEWS:テレビ東京
また、トランプ大統領は、東京オリンピックは1年延期するべきだと意見を述べています。
アメリカでは現在、アメリカ男子ゴルフツアーなどさまざまなスポーツの試合やイベントが延期、中止となっています。
オリンピックの代表選考にも支障が出ている可能性があります。
IOCは開催の判断をWHOに委ねる意向
オリンピックを主宰するIOCの会長トーマス・バッハ氏は、東京オリンピックを開催するかの判断はWHOに委ねると初めてオリンピックの開催可否について言及しました。
一方、WHOのテドロス・アダノム氏は3月11日、世界はパンデミックの状態であると宣言しました。
https://www.sankei.com/world/news/200313/wor2003130023-n1.html
「制御可能なパンデミック」 WHOテドロス事務局長 – 産経ニュース
WHOに東京オリンピックの開催が委ねられているのであれば、東京オリンピックの開催にはWHOがパンデミック宣言を解除することが最低条件と言えるでしょう。
無事に開催できるかどうか、今後の新たな展開を注視する必要がありますね。
各国の今後の対策は方針にますます注目していきたいところですが、
私たち自身も自分の身を守るための対策や予防を行うことが求められてきます。
手洗いうがいはもちろんのこと、人の多く集まるイベントなどへの参加を控え、できる限り対策をしていきましょう。