春はあたたかくて気持ちいい季節ですが、季節の変わり目で体調も崩しやすい季節でもあります。
旬のものを取り入れて健康的な体を作りましょう。
菜の花
香りも良くて、黄色と緑で色合いとしても食卓を彩る素敵な春の野菜ですね。
おつまみや副菜としても取り入れたい一品です。
・栄養価
春野菜はビタミンやミネラルが豊富なのですが、特に菜の花は抜群に豊富です。
ビタミンCはほうれん草の4倍、他にもビタミンB群、鉄や食物線も多く含まれています
・効果
皮膚や粘膜の抵抗力を高める効果があり、カゼや感染症の要望、便秘予防にも効果があります。
・料理
ごまや辛子との和え物、おひたしが料理の定番です。
厚揚げの煮びたしもいいですよ。以外にもガーリックオイルやオイスターソースで炒めるのも合いますよ。
ふきのとう
独特の香りと苦味がある春の野菜ですよね。
あまり食べたことのない人もいるかと思いますが、大人の味でお酒などにあう野菜です。
・栄養価
カリウムなどのミネラルやビタミンE、食物繊維が比較的多く含まれています。
・効果
ふきのとうには抗酸化作用があります。
女性ホルモンの分泌に深く関わっているともいわれています。
ナトリウムや老廃物を体外に排出する効果もあり、足のむくみの軽減や、高血圧の予防できます。
・料理
ふきのとうは味噌や醤油とも相性がよく、味噌との和え物や醤油漬けはおすすめです。
佃煮やおひたしなどもいいですよ。天ぷらが飽きたときにチャレンジしてみてください。
新玉ねぎ
春に出る新玉ねぎは水分を多く含んでおり甘い味が特徴です。他の季節よりも辛味も少なく食べやすいです。
・栄養価
ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄などが豊富です。辛味の招待でもある硫化アリルも含まれています。
・効果
硫化アリルは血液をサラサラにしてくれて、高血圧などに効果があります。
免疫力もアップするのでカゼなどにも効きます。
ビタミンB1の吸収率を助ける効果もあるので、新陳代謝や疲労回復にもいいですよ。
・料理
硫化アリルは水溶性で水に溶けやすいのですが、新玉ねぎは辛味が少ないので少し水にさらすだけで食べられる生食をおすすめします。ツナと相性がいいのでツナと和えたサラダなど和え物がいいです。
硫化アリルは熱にも弱いのですが、スープにすると全部体内に吸収できるのでおすすめです。