今話題になっているふるさと納税。なんだかすごくお得で、地方に貢献できると聞くけどホント? 今回はふるさと納税をするメリットを調べてみました。
☆ふるさと納税は、「税金」ではなく「寄附」。
ふるさと納税とは、日本各地にある自治体に寄附することです。今の日本は、人口が都市部やその周辺に集中しがちで、過疎化がどんどん進んでいます。その結果、地方自治体は都市部に比べると税金も少なく、住民に十分なサービスが提供できないという事態に…。そんな自治体を応援するために寄付すること、それがふるさと納税です。
☆ふるさと納税を行う地域は、自分で決めることができる!
ふるさと納税では、自分の生まれた、もしくは住んでいる市町村以外に納税しても問題ありません。今まで訪れたことがないけれど、いつかは行ってみたいと思っている場所、好きなアーティストの出身地など、何らかの思いを抱いていれば、その場所はすべて「ふるさと」と考えることができます。もちろん、お礼の品や使い道で納税先を選んでもOK。
☆税金が安くなって、地方のおいしいものが味わえる!
ふるさと納税した分のお金は、寄附金控除として節税することができます。自己負担が2,000円かかりますが、自治体からお礼の品が届きます。20kgの米が届くこともあれば、肉が1㎏届くこともあります。
・100,000円寄附したら税金が98,000円安くなり、お礼の品がもらえる。
・10,000円寄附したら税金が8,000円安くなり、お礼の品がもらえる。
こんなイメージです。
☆ふるさと納税でもらえるお礼の品が豪華!
ふるさと納税することで、お礼の品としてその場所の特産品を送ってもらえます。海鮮からブランド牛、スイーツ、野菜まで、気になるお礼の品はバリエーション豊か。
出典:さとふる
☆お礼の品はもちろん、寄附金の使い道も選ぶことができる!
選ぶことができるのはお礼の品だけではありません。寄付金を何に役立ててほしいのか、自分の意志を反映することができます。災害復興、子育て支援、環境保護…寄附をするときに「この目的で使ってほしい」という意志を自治体に伝えましょう。
☆難しそうだけど、してみると意外と簡単!
納税をしたい自治体が決まったら、申し込み手続に進みます。電話やFAX、メール、直接窓口に行くなど、方法は自治体によってさまざまですが、多くの自治体ではインターネットでの申し込みが可能です。ふるさと納税サイト『ふるさとぷらす』から寄附の申込みを行うこともできるので検索してみてください!
出典:ふるさとぷらす
その後、自治体から振込用の納付書など書類が届くので、それを記載するだけ。支払い後、ふるさと納税を申し込んだ自治体から、お礼の手紙や寄附金を受領したことを証明する「寄附金受領証明書」、「ふるさと納税ワンストップ特例制度」に関する書類と、お礼の品が届きます。
最近は、会社員の方はふるさと納税した分の確定申告が不要となり、より気軽になりました。確定申告しない場合は、自治体から郵送される「寄附金税額控除申告書」を提出してください!
今回はうれしいポイントをまとめましたが、お礼の品や申請システムなどはふるさと納税サイトに詳しく記載されています。世の中に「徳」を積みながら、少しでも「得」をしたい人はぜひチェックしてみてください!