最近、業務委託という働き方が注目されています。自分に合った働き方を探している人は参考にしてみてください。
業務委託とは
業務委託は企業や個人が外部に仕事を依頼することをいいます。
企業と企業、個人と個人、企業と個人で対等な契約形態をとることができます。
費用や期限、業務内容などはその都度違い、それらの契約を行ったあとに業務を進行します。
最近は人手不足や働き方改革の社会的動向もあり、フリーランスや副業をしたい人も増えているので
「業務委託」という契約形態を覚えておいたほうが良いでしょう。
業務委託のメリット
・自分のスキルを活かせる
今までの仕事で得た経験や知識は、他の人にとって欲しいスキルである事が多いです。
例えば、とある会社がITに疎くてクライアントニーズに答えられないという課題があった時、ITに詳しければあなたの知識が会社にとって助けになります。
・働く場所や時間を拘束されにくい
仕事にもよりますが、自宅やカフェなど場所を選ばず仕事をすることができます。
打ち合わせや機密事項がある業務の場合、会社を訪問して仕事をすることがあります。
その場合でも、特定の時間だけ出勤するなど、時間も自由度が高くなります。
・人間関係で悩むことが少ない
会社だと同僚や上司など嫌な人がいても我慢しないといけませんが、一緒に仕事をする人もあなた次第です。
仕事がやりづらいクライアントであれば、契約満了で仕事を終えることもできます。同じ空間にいることも少ないのでストレスも少ないでしょう。
業務委託のデメリット
・労働基準、安定して仕事がない
雇用形態であれば労働時間や収入は約束されています。
しかし、業務委託は誰かから仕事を振られるわけではなく、自分で仕事取ってこないといけません。時間も自由度が高いですが、仕事量や納期によって時間を詰めて仕事をすることもあります。
保険や確定申告も会社がやってくれますが、自分でやらないといけないです。その時間や手間もかかります。
事例:業務委託で働く女性
私の知り合いにフリーランスの事務代行として、業務委託で5社と契約して働いている女性Tさんがいます。
Tさんは月曜日の○時〜○時までA社の業務をして、水曜日は終日B社に出社するなど1週間使って、上手に時間管理をしています。
契約の代行業務もあり、契約の都度C社に出社もあります。
週によっては休みのないときもあるのですが、一緒に仕事をしたい会社が選べて、複数の会社を行き来することで気分転換にもなるので心の疲労は少ないようです。