以前の様子と違う。同僚を見ていておかしいなと思ったら、うつ病かもしれません。うつ病は放っておくと大変。同僚を救ってあげてください。
うつ病
うつ病は自分で気づかないこと多いです。うつ病はカゼのように分かりやすいサインが出るわけではなく、いつから発症したのか分かりづらいものです。
なんとなく体調が悪い、だるい状態が続くことがあっても自覚できません。
特に最近は過労や精神的な疲労により、働き盛りの人がうつ病を発症することが増えています。うつ病で仕事のミスが多くなると、もっと頑張らないと、とさらに自分を追い詰めてしまうという負のループに陥る人もいます。
一緒に仕事している同僚が、以前と様子が違うなと感じる人がいれば声をかけてあげてください。
うつ病かも?サイン
・作業のスピードが落ちる
・以前はしなかったミスが増える
・集中ができていない状況が続く
・常にそわそわ、イライラして落ち着かない
このような状況が同僚にあれば気をつけてください。うつ病は早期発見が大事です。さらに悪化すると、遅刻や欠勤が増加して会社と距離を取ろうとします。
遅刻や欠勤が数回続くのであれば、頭ごなしに怒るのではなく落ち着いて話を聞いてあげてほしいです。
重度になると社会復帰が難しくなる、他人に迷惑を掛ける行為に走る人など大変な事態になります。
少しでも疑わしい場合には声をかけて、心が疲れていそうなら休暇や心療内科の受診を勧めてあげてください。
同僚がうつ病と分かったら…
うつ病の患者は年々増加しており、あなた周りにいてもおかしくありません。
しかし、同僚がうつ病に発症したと分かったら時に、どのように対応すればいいか分かりませんよね。
同僚がうつ病と分かったときに、あなたは動揺しないで冷静に理解してあげてください。
職場に原因があったのでは?今後の仕事をどう回していこうか?といったことは後回しです。
他に、何かしてあげないといけないといけないと思って「頑張れ!」と励ます、旅行や飲み会に強引に誘うなどすると思います。
しかし、これらはうつ病の人にプレッシャーとなり、かえって追い詰めてしまいます。
同僚がうつ病と分かったときには、速やかに休暇を取ることを推進してください。休暇を取ることが最善の治療方法です。
職場を離れることに抵抗を感じる人も少なくありませんが、治療に専念することが長い人生にとって良い結果になります。
同僚や身近な人がうつ病になり、どのように対応すればいいかアドバイスがほしいときには素人の知恵で対応せず、医者など専門家に聞きましょう。