夏が終わり、日焼けによる“お疲れ肌”が気になるこの季節。手に取りがちなのが美白化粧品ですが、実は、美白=肌が白くなるは大きな間違い。「とりあえず美白をチョイス」は大損なんです!?
☆美白化粧品の効果は「予防」。肌は白くならないんです。
突然ですが、美白化粧品を使って「肌が白くなった!」と実感したことはありますか? おそらく、ほとんどの人はないでしょう。それは当然の話。そもそも「美白」とは、肌を白くするという意味ではないのです。
美白とは本来、紫外線による肌の色調変化を予防すること。美白化粧品は肌を白くしたり、シミを消したりするものではありません。せいぜいシミ、くすみを予防したり、日焼けの回復を早めたりする程度の効果です。
☆強い美白成分で肌が荒れたり、逆効果になる可能性も!?
効果が高い美白成分は刺激も強く、肌荒れのリスクもはらんでいます。しかも刺激を受けると、肌は自らを守る物質「メラニン」をつくり、これを含む角質が肌表面に残ることも。つまり、美白化粧品の刺激によってメラニンを含む角質を増やし、逆にシミや黒ずみをつくってしまっている状況です。
特に敏感肌の人は刺激を感じやすく、メラニンも反応しやすいので要注意です。使うなら、シミを穏やかに予防する程度の成分を心がけてください。