社会人の約70%がストレスを抱えていると言われる現代では、ストレス耐性を高めることが重要になります。
しかし、ストレス耐性が高い人と低い人では、もともと「出来事」に対する受け取り方や捉え方が違います。
今回は、ストレスに強い人と弱い人の違い、さらにストレス耐性を高める考え方をお伝えします。
ストレスを感じる考え方
アルバート・エリスが提唱する「ABC理論」という考え方があります。
これは、ある出来事に対して、その捉え方によっては考え方や気持ちが変化するということを解いています。
具体的にいうと、
A=出来事 :職場で上司に怒られた
B=信念 :怒られて恥ずかしい/怒られて自信がなくなる
C=結果 :気持ちが沈む/自分はダメな人間だ
このようにAの出来事に対してBと考え、Cという感情になるということです。
しかし、同じような出来事が起こっても、違う結論になる人もいます。
A=出来事 :職場で上司に怒られた
B=信念 :怒られたのは期待されているから/ダメだったところが明確になった
C=結果 :もっと頑張ろう/次は期待に応えよう
どうでしょう。
同じ出来事でも、考え方や捉え方が違うだけで全く違った結果になります。
上のタイプはいわゆるストレスに弱い人、下のタイプはストレスに強い人、ということが分かるかと思います。
この結果が違うだけで、今後の仕事への取り組み方や気持ちが変わってきますので、ストレスに弱い人よりストレスに強い人の方が成長スピードやキャリアアップもスムーズに進みそうですよね。
では、どうすればストレスに強い考え方になるのでしょうか。
ストレスに強い=合理的思考
ストレス耐性を高めるには、トレーニングをすることが重要です。
考え方や捉え方は、性格や育った環境によるものが大きいですが、トレーニングをすることで変えることは可能だと言われています。
具体的には、ネガティブな言葉を自身の中でポジティブな言葉に置き換えるというもので、合理的に物事を捉えるようにするのです。たとえが、以下のような事例があります。
〜しなければならない
「今日、この仕事を終わらせなければならない」などと固い信念を持ちすぎる人は、少しその規制を緩めてみてください。
「~であればよい」「~もいいけれど~もいい」など、「絶対」という概念を減らす事が大事です。
失敗にとらわれる
何か一つ物事がうまくいかないと、自分は何もかもうまくいかない人間なんだと破滅的な考え方に走る人がいます。
そうではなく、「確かに今回はよくなかった。でも次はうまくいくかもしれない。」と今の状況は事実として受け入れ、その上で少しポジティブな意見を取り入れてみてください。
良い部分に意識がむかない
良い事を遮断して、悪い方向に解釈する人がいます。
「この一年間、何もいいことがなかったな」と思っていても、実際には新たな親友ができていたり、できなかった仕事ができるようになっていたり、一瞬一瞬でも「楽しい」「おもしろい」と感じた素晴らしい出来事はあったはずです。
ですので、「あまりいいことはなかったけど、あの時は楽しかったな」と考え直してみてください。
このように、少しずつ「ポジティブな考え」を取り入れてみてください。
始めは、そんなことをいわれてもなかなかそう思えないよという方もいらっしゃると思います。
しかし、ストレスに強い人になる方が、今後の仕事やライフスタイルを楽しく充実させることができます。
なので、やらないよりやった方が得ですよね?
是非、ストレスに打ち勝って、仕事もプライベートも楽しめる人になりましょう!
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