買ってきた野菜を冷蔵庫に入れたら、気づくとしなびている…。そんな経験は誰しもあるでしょう。どのような保存法がベストなのか、今が旬の野菜を中心に探りました。
1、キュウリ
キッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて保存します。キュウリは縦にぶら下がって結実するので、畑と同じ状況で、立てて保存するとより長持ちします。切ってしまうと傷みが早いので、使いかけは薄く切って塩もみして保存を!
2、モヤシ
足が速い野菜の代表でもあるモヤシですが、たっぷりの水につけてフタをして冷蔵保存しておけば、シャキシャキの状態のままで何と1週間保つことができます。ただし、2、3日ごとに水を取りかえて、水の鮮度を保つのを忘れずに!
3、トマト
ラップで包んでヘタを下にして保存します。トマトのおしりの部分はやわらかく傷みやすいので、肉厚な上部を下にして置くのが長持ちの秘訣に。夏野菜は寒さに弱いので、ラップをコート代わりに乾燥予防&冷気除けにするのが吉です。
4、ゴーヤ
縦半分に切り、傷みやすいワタとタネを取り出してから、切り口にキッチンペーパーをかぶせてラップに包みます。キュウリ同様、ヘタを上に向けて立てて保存するのがベストです。ワタを取り切ることが、鮮度保持と調理時の手間省きに。
5、ジャガイモ
寒い時期は常温での保存でOKですが、夏場は新芽が出やすいので冷蔵を心がけて。キッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。最近は春秋も高温日が多いので、5~9月は野菜室保存がベターです。
6、レタス
芯にようじを3ケ所刺し、そのままポリ袋に入れます。穴は芯にある生長点を止めるため。このひと手間に成長点が葉の栄養を吸い取り、劣化を防ぐ役割があるのです。白菜やキャベツなどの葉物も、レタス同様にすると長持ちします。
7、ピーマン
丸ごと保存する場合はラップに包んで。カットしたときはヘタとタネをとり、切り口にキッチンペーパーをかぶせてラップに包んで保存します。ピーマンは、タネの部分から傷んでいくので切ったら取るのがポイントです。
今すぐ取り入れたいテクニックが満載。キッチンペーパー、ラップ、ポリ袋さえあれば簡単にできるのが嬉しいですね!