少し前から大人向けの絵本が話題になっていますよね。
今話題の大人用絵本はどんなものなのでしょうか?見ていきましょう!
大きな木|シェル・シルヴァスタイン
少年が大好きな大きな木を中心にしたストーリーです。大きな木は少年が大きくなるにつれて、「お金が欲しいから…」「家がいるから…」と祝える要求をかなえるため身を削り、最後には切り株になってしまいます。ほんとに木は幸せだったのか…。
与える、愛とは何なのか?
それを教えてくれる絵本です。子どもに読み聞かせるとやさしい子どもに育ちそうですね。親や親じゃない大人も愛や優しさとは何なのか?を考えるきっかけになるでしょう。
著者は外国人なのですが、新訳では村上春樹が担当しています。村上春樹ファンも注目の一冊です。
ふたりのねこ|ヒグチユウコ
著者のお子さんが大事にしている猫のぬいぐるみ「ニャンコ」と、公園に住む野良猫「ねこ」との出会いの別れが描かれた絵本です。
表紙には可愛い家近衛が描き下ろされています。その表紙に惹かれて絵本を買うと、ストーリーは寂しさやあったかい気持ちが湧き上がる感動の一冊になっています。読み終わったとには、ハッピーエンドなんだけど泣ける不思議な気持ちになるでしょう。