仕事のなかで、無理な依頼を受けたり、お誘いを受けたり・・・
印象が悪くならないよう、上手に断る方法をシーン別にお伝えします。
①忙しいタイミングで、上司から急な仕事を頼まれたら・・・
NG:「すみません、できません。」
OK:「はい。ただ、今○○の仕事を〇時までに提出しないとならないので、それが終わってからでもいいですか?」
自分だけが忙しいわけではないので、まず自分の状況を伝えてから、仕事を引き受けましょう。
②引き受けている仕事の納期を早めるよう言われたら・・・
NG:「はい。やってみます。」
OK:「今はここまで出来ていますが、確認してから提出しますので、あと〇時間程かかりそうです。大丈夫でしょうか?」
曖昧に「はい」と返事をすると、かえって迷惑になってしまうので、状況をしっかり説明しましょう。
また、「○○さんに手伝って頂いてもよろしいですか?」と提示する方法もありますよ。
③上司からの電話に対応できない・・・
NG:「今、忙しいので・・・。」
OK:「申し訳ございません。今、○○の対応中なので、〇分後に折り返しご連絡します。」
会議中や移動中など、適切な対応ができない状況なら、今はできない旨を明確に伝えて、折り返し電話しましょう。
「先ほどは申し訳ありません。」など、謝罪の一言を添えるのがマナーです。
④緊急の仕事を抱えているときに、先輩からランチに誘われたら・・・
NG:「ごめんなさい。都合が悪いので行けません。」
OK:「ありがとうございます。行きたいのですが、〇時までに対応しないとならないのです。また誘ってください。」
先輩の気分を害さないよう、感謝を述べて謙虚にお断りします。
「〇曜日はどうですか?」と代替案を提案するのもいいですよ。
⑤職場の飲み会を断りたい・・・
NG:「参加できません。」
OK:「せっかくの機会ですが、その日はどうしても帰らないとならないので、参加できません。お誘いありがとうございます。」
短い一言だと、行きたくないだけと思われてしまうので、簡単な理由を付け加えて返事をしましょう。
家庭の事情や体調が理由なら仕方ないと理解してくれます。
印象が悪くならないよう、幹事さんにお礼を伝えるのも忘れずに!
いかがでしたか? 悪印象を与えないよう、感謝と敬意の気持ちを伝えることが大切です。
ただ単に、「できません。」と伝えるのではなく、自分の状況を理解してもらったり、代替案を出したりするのもポイントです。
伝え方を工夫し、よりよい人間関係を築きましょう!